2017年8月15日火曜日

お米な話

稲荷神社のおいなりさん。
あれは、稲荷=稲成らしい。
つまり、お米がたくさんなりますように、ということだ。

日本人の主食は、相変わらず米である。
米ができるには、ものすごい量の水が必要なものらしい。
実際に農業をしたことがないからただの知識なんだけれども
とにかくたくさんの水がいるから田に水を引いて
集落全体で水の奪い合いが起こらないように
いろいろ工夫をしたりしていたらしい。

今住んでいる家の近くには水を分けるための水路が残っていたりする。
この土地は農業が盛んで、住宅地のすぐ近くにも
現役の水田が未だ残っているのだ。
その水路が農業用水を均等に分けるために作られたのだと
私は推測するけれども
その推測で特に無理があるようには感じられない。

米は、栄養学の観点からゆる〜く見ると
アミラーゼとアミロペクチンが主な栄養素になるらしい。
欧米で主食になっている小麦に比べても
calは高いらしい。

炊いてみる。
ぱさぱさしている小麦にくらべて米はもっちりしている。
噛んでいるとほんのり甘く感じる。
唾液が反応して素早く分解し、ブドウ糖に変わるからだ。

ドーナツでポンデリングのもちもち食感が根強い人気なのは
もちもち食感だからだ。
日本人がもちもち食感を好きなのは
米を食べた時のもちもち食感を体が覚えているからだろう。
もちもち食感の正体は、アミロペクチンだ。
アミラーゼよりも、たくさんのブドウ糖が構造上含まれているので
より絡まってもちもちする。
ブドウ糖が多いほど体は栄養価が高いと判断するので
もちもちが好きなんだと思う。

農協が腐っているとTVは言うけれど
農協は実は米農家を守って来た。
米農家を海外の安い穀物の輸入競争から守って来たのだ。
水が潤沢に使うことができる水の国だから米ができるのだ。
安いからといって、またお洒落だからといって
ポストハーベストと共に輸入された小麦を食べる必要は
あまりないように感じられる今日この頃。

米は必要ですよ。
農協は、壊しちゃダメ。
壊すより、もっといい方向にしないとね。
それから減反と、住宅地に変えるのもどうかと思う。
食料自給率が今でさえ低いのに
それを削っては世界から孤立した時に
日本は生きていけなくなるから。

日本はもうすぐ世界から孤立する予定がある。
経済的にも情勢的にも環境的にもそうだ。

環境的には
赤道付近では海が干上がり
海水は、北と南の極を目指す。
何かの予言みたいでしょ?
なんのことはない
地球の自転が遅れているために
遠心力で赤道付近に集められていた海水が
『地球全体に均一化するだけ』の話だ。

大きな変化があるから、それをごまかすために戦争が起きる。
次に起るのは多分、第三次世界大戦だよね。
で、世界恐慌でお金もパァ。
経済は大混乱、情勢も大混乱。

そんな時に日本がいくらお金を積んでも食料は入ってこない。
どうしてって?
どこの国も自分の国民を守ることで精一杯なのに
他の国の面倒なんか見られるわけないじゃないですか。
お金を積もうにもそのお金
ただの紙切れになっていますから。

ちなみにメジャーな姓の鈴木さん。
どうして鈴木っていうか、知っていますか。
鈴のように実が成る木(植物)が日本にはあるんですよ。
一応、葡萄じゃないですよ。
稲です。
想像できなかった人は、5円玉の表を見てみよう。

この記事にオチを付けるならそうだなぁ…
あなたにご縁(5円)がありますように、あたりかな。(笑)


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