2017年8月2日水曜日

金沢旅行

私用で金沢に行ってきました。
前日には大雨だったらしいのですが、金沢入りした日は
すかっと晴れていました。
数日滞在したのですが、そこまで降られることもなく
過ごしやすい気候でした。

滞在二日目に、石浦神社に行ってきました。
当初の予定では神明宮に行こうと計画していたのですが
同行者の意向で兼六園の近くにある
21世紀美術館というところがあるから
そこに行こうということになり、
美術館の中をうろうろしてから外へ出たら神社がありました。

境内にはお神輿がたくさん置いてあり、三つ巴の紋が入っていました。
もうすぐお祭りがあるのかな、とも思ったのですが
巫女さんにどうして境内にお神輿が置いてあるのかと尋ねると
観光客用に〜みたいな説明があって、へぇ〜と、
そんな配慮をする神社は珍しいように感じました。
それとも、観光客用に配慮する神社って、多いものなのでしょうか。

それはともかくとして、普段はあまり外出をしないたちなので
折角の機会だからと祈願用のお札のようなものを購入。

裏に名前(フルネーム)と年齢を書いて
境内の裏の方にある池へ入れると良い
というような説明を受けました。
少し前にwebで読んだ「蘇民将来」の
文字が入っていました。
将来日本の民は蘇るという意味なんだとか。
蘇るってことは一度、窮地に陥るらしいですね。
戦争が近々起こりそうで、不安ですね。

お参りをした後、鞍月用水に沿って
昭和大通りまで歩いて降りました。
途中で行き過ぎて大野庄用水に出てしまっていたようで、
久々に歩いたせいもあって足が悲鳴をあげていたので
引き返すことはせず、そのままになってしまいました。

何となく気になったので石浦神社の由緒を示した
紙をもらっていました。
宿に戻ってから読んでみると石浦神社は
第二番所だと書かれていました。
詳しいことは疎いので由緒を読んでも
さっぱり分かりませんでしたが
番号が若いってことは、結構由緒ある神社なのかもしれないですね。

話は変わるのですが、雲仙に木花開耶姫も祀った
祠らしきところがありました。
男性器をかたどった御神体(?)があるという話を
聞いたことはあるのですが、女性器をかたどった御神体(?)も
併せて祀ってあるところもあるのだなと思ったことでした。

話は金沢に戻って、数日滞在して食べた中で
個人的に最も美味しかった料理はふぐの唐揚げ定食でした。
お菓子は、くるみ最中がヒット!
駅ビルの中に、お菓子などの専門店が
ずらりと並んでいるのは壮観でした。
金沢は新幹線が通ったから観光が大いに盛り上がっているのだとか。
確かに街中で外国の方をよく見かけました。
長崎も新幹線を〜とかなり意気込んでいるようですが
私は反対意見ですね。
一時期はそれでもいいかもしれないですけど
長い目で見たら若者が都市部(福岡など)へ流出するのを
加速させるように思えます。
地元の、まして建設にも加わっていない人たちへの恩恵は
少ないように思えます。

話が本筋ではなくなったので、ここまでとします。

2017年8月1日火曜日

本『深海生物の謎』を読んだ感想

『深海生物の謎』という本を購入しました。
宝島社から出ていたのですが、オールカラーで
記事も読みやすくまとめてあったので、
にわか深海生物好きの方にもとっつきやすいと思います。
あのデメニギスの写真も大きく写っていたので、
個人的に嬉しかったです。

深海生物ブームは、ダイオウイカなどの深海生物が
捕獲されたり打ち上げられたりしたことがニュースになり、
ブームが始まったようなのですが、
海洋研究開発機構(JAMSTEC ジャムステック)や、
海洋深層水を採水するために高知の室戸沖で
深海の生物の研究が行われていました。
昨今はブームに乗って、どこの水族館も
深海生物の企画展示があっています。
(クリオネやクラゲもまだまだ注目を集めていますね)

話は変わりますが、なぜ深海生物が彼らにとっては
生きにくい浅瀬に上がって来ているのでしょう?

実は、地球の自転する速度が遅れてきており、
そのために磁場が少しずつ弱くなってきているために
本能的に行動する動物(ここでは深海生物)の感覚に
支障をきたしているからです。
クジラやイルカも、渡り鳥が渡りを行うように
広い海を行き来しています。
彼らにとって道しるべとなる磁場が弱くなっているので、
本来通る道を外れてしまい
浅瀬に打ち上げられてしまうのです。
深海生物もクジラやイルカと同じで、
自分がどこにいるのか迷って浅瀬に上がってきている
という側面もあり、人間の技術の発展で深海まで
探しに行けるようになったという、
これら2つの側面があるのだと私は考えています。

深海の生物の分野では、新種の発見が次々と報告されています。
そう遠くない未来では、もしかしたら誰も見たことのない
不思議な深海生物を見ることができるかもしれませんね。