2024年2月8日木曜日

私の場合の心不全になったきっかけ

 私の場合の心不全になったきっかけを書こう。

同じきっかけをたどって心不全の人が増えないように…。


きっかけは4つ。

1つ目は、就寝する際の体の冷えからくる咳き込み。

特に、以前は(10年以上前のことだけれども)居間と寝室を分けていたので、就寝する際には寝室は寒かった。

それで咳き込みが続いていて、病院に相談したところアレルギー性の咳喘息のいっぽ手前と言われた。

それからその症状を抑えるための薬を何種類か10年以上使用していた。


きっかけの2つ目は、その薬の内の『アドエア』と言うものだった。

医者からの説明だと、『1日2回でしっかり効きます』と言うことだった。

後で分かったことだけれども、これは『1日3回以上使わないでください。頻脈を引き起こす可能性があります。』と、いう注意書きが薬の取り扱い説明書に記載されていた。

体内での薬の残留濃度が高すぎる場合に副作用として現れてくる、という事のようだった。

調剤薬局で処方される際には、薬剤の取扱説明書(詳細に書かれたもの)をもらう機会は少ない。

(薬局側が患者に説明するための、平易な書き方をしたものは配付されるけれども)


3つ目は、ウイルス性胃炎。

インターネットで調べたところ、特に原因が見当たらない場合はウイルス性胃炎という診断がつくらしい。

ぶっちゃけ『わからない』ということなのだろう。

病院で対処的な処置薬を2種類ほど処方された。


4つ目は、空腹時に経口補水液を飲んだ、ということ。

ウイルス性胃炎と診断がつき、薬を飲んで安静にしていればいいかなぁ…と思っていた夜に、咳き込みとともに吐きたい衝動に駆られる事が何度もあった。

夫(医療知識は特になし)に相談し、「吐きやすくするために、何か胃に入れたほうがいい。経口補水液(実際は商品名)とか。」というアドバイスをもらった。

後で、その理由を聞くと『胃に何も入っていない状態で吐こうとしても、苦しいだけで何も出ないから』ということだった。


以上の経緯から、経口補水液を飲んでも吐けないな…というのが一晩に何度も続いて、その結果横になっても寝苦しくなり、朝まで机に突っ伏したまま一晩を明かした。

体全体がむくんで、普通に座っているのも辛かったので、夫に相談して病院に連れて行ってもらった。

病院では、寝台に横になって両手足で血圧を測定する装置を使って測定をしたところ、脈拍数が200を超えていたと結果が出たそうだ。

それで、市内の大きな病院へ、緊急入院をすることになった。


病院では、1日に飲む飲料水が1.5リットルに制限された。

それとともに、利尿剤が何種類も使われ、下手したら10分に1回の頻度で、催した。

体全体がむくんでいたので、足むずむず症候群が激しかった。

病院のベッドの柵は、幸いにも金属だったので、クーラーで一定の温度に室温は調節されていたこともあって、むずむずしていた足の部位を冷やしてムズムズが治ることも学習した。

足むずむず症候群は、もしかしたら、むくみと関係があるのかもしれない。


体のむくみが、ある程度取れるまで、ほとんど眠ることができなかった。

もしくは、意識を失っていた時は寝ていたのかもしれない。

それから、なんやかんやあって1ヶ月ちょっと。

退院の運びとなった。

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