本の『イーリアス』を読んでいて、今回氣に掛かったところは『開く間』。
あくま、と読ませてあった。
いや、なんてない古めかしい表現だっただけ、なのだけれども、妙に…氣に掛かった。
『開く間』と『悪魔』と『開かずの間』。
今思いついたのは、『あ、熊』とかね。
何のジョークだろうか。(汗)
間髪入れず、というのは、すぐに、という意味だったと思う。
脊髄反射かなぁ。
間に髪の毛の太さも挟まずに、ということだから、そうだなぁ…。
現代で人に、「お金が欲しいか?」と聞いたら間髪入れずに「頂戴」と言うが如く?
もっといい例えはあるだろうか。
例えば…流れ星を見つけた時に願いを3回言えた時…とか?
これなら多分)間髪入れず』の説明になるかしら?
素直な欲求のみなら、間髪は入らず
何かよからぬことを思いついたら、答えるのに間が開くのでは?
脳みその思考時間かなぁ。
あくまで悪魔は脳みそにいる、か…。
間が開いていると、冬は特に冷氣が入ってきて寒いですよね。
私流の解釈では、冷氣は霊氣に繋がっていて、ついでに書くと龍は流と繋がっているように思っている。
冬は寒いからドアや襖(ふすま)を閉め(〆か?)たいもの。
(ここでこじつけるなら冷えは万病の元だから、ね。)
ここでいつも間を開けるのが癖になっている人がいたら、どうだろうか。
寒いと言っては閉め、開けたままにしないでと言っては閉め、それでもまた扉の間が開いている…。
積もり積もって、意地悪をしたくもなるではないか。
それで意地悪を過剰にしてしまって亡くなった場合は、彼は言うだろう。
「魔がさしてしまったんだ」と。
話にはよく聞く『開かずの間』の話。
実際にお目にかかっていないので都市伝説の類に当たるのかもしれない。
開かずの間は、何故開かないのか、開けない方がいいのか…。
ちょっと連想が飛んで、御守りの袋を開いてはいけないのを思い出した。
隠されているから神秘性が付加されているのであって、恐らく医師のカルテや紹介状なんかもその類なのだろう。
ヌードのお姉さんよりも靴下を履いている、とか、首にネクタイを閉めている、とかエプロンだけ着けている方がムラムラと性欲をそそるのは、極端な話だとチラリズムなのでは…?
…それとも小物で非日常を演出して場(結界とも空間とも空氣が出来てしまうからだろうか…。
なんてことを考えた。
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