2019年4月16日火曜日

ガムテープ テロメア妄想

家にはやたら蚊が多い。
だから噛まれる回数も多くなるのだと想いたい。

いつもは液体ムヒを塗るのだけれど
みぃちゃんが、薬塗るよりこれがいいよ
と言って貼ってくれたのが透明なビニール製のガムテープ。
保冷剤で冷やすのもいいけどねと言ってくれたけれど
保冷剤は試したことがある。
冷凍庫から出した保冷剤は形状がもう固まっていて
面では患部に当てることは難しいのと
患部に当て続ける間は行動が制限されるのが欠点だと感じた。
なので、今回はシール作戦。

半信半疑だったけれども痒みは少しずつ治っていった。
一晩明けて、流石にもう大丈夫だろうと剥がしたら
あー…となった。

表皮の細胞と細かな体毛が剥ぎ取られた。
貼ってた部分が腫れてヒリヒリする。
角質のバリア機能を強制的に壊されたのだなぁと感じた。
(壊しちゃったの間違いかも)
この状態はさすがに嫌なのでリペアを促すために
馬油を塗った。
早く治ってplease。

油分を表皮に与えると表皮の細胞は油分を取り込んで
皮膚に潤い成分を出すのだそう。
だから顔だと重要で繊細な器官が多いから
Tゾーンで油分を供給しているのだとか。
まぁ、1番馴染むのは自分の油だろうけれど
処方されている薬剤の排出にかかる時間とか経路とか
そもそも薬剤の成分が親油なのかすら知らないので
自分的に安心できる馬油を塗った。
みぃちゃんには保冷剤を勧めておこう。

〜〜〜
自己を壊すのか変容を促すのか。

剥ぎ取ったことで強制的に表皮を構成する細胞は
細胞分裂を活発化させざるを得なくなったはずだ。
人間のDNAにはテロメアっていう要素があって
細胞分裂の回数が決められているのだそう。
だから寿命が決まっているのだそう。
このテロメアっていうのを
どういう要素かで長くすることができるようになったら
人間の個体としての寿命は
グンと伸びるのではないだろうか。
例えば、1000年とか2000年とか。
長くしなくても、テロメアーゼで分離されたパーツを
リペアできるようにさえできれば
自分が望まない限り死なない、なんてことも可能なのかもしれない。
わー、もう、超絶ファンタジー。

剥がされて残った部分のワタシは
死へと一歩近づいた…のかもしれない。

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