柘榴を食べている。
柘榴といえば…鬼子母神のエピソードが有名なのではなかろうか。
柘榴を食べたのはあまり憶えがないので
新鮮だった。
アメリカ産で、おそらくポストハーヴェストがかかっているのだろうと
確かめもせずに剥いて
中で青カビが発生していたのにちょっと感動した。
柘榴って、非常に食べにくい果物なのですね。
超スローフードなのではなかろうか。
成熟していない種&果肉は酸っぱい。
意外とそれが多いのもびっくりした。
1/3ほど食べて、なんか飽きた。
とりあえず、後で食べれるように
ルビーのような成熟した種&果肉を選ってお碗に移した。
濁っていない透明度の高いものだけ選ったのだが
結構な量になった。
いかに、あの果実にぎっちり詰まっていたかに
改めて驚かされる。
甘味はほのかに、別の何かの味もする。
赤い実を噛むと口の中で果汁が広がる。
果汁が口の端から滴るように食べたなら
子供でも食べたのかと疑われるのではないだろうか。
子供を食べないようにか、今までの慰みにか
釈迦は柘榴を与えたとされる。
いくつかは手は伸びるものの
普段から食べる果物としては
個人的な嗜好だけれども、あまり好ましいとは想えない。
食欲を減退させる効果でもあるのだろうか。
食物のエナジーとしては結構高い基準のものが得られそうではある。
見えんけど。 ・x・
見えたら楽なのになぁ…。
余談:
ルビーを柘榴石と漢字を充てると想うのだけれども
柘榴の方が先に日本に定着したのでしょうね。
概念だけ、かもしれないけれども…。
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