2019年3月6日水曜日

波佐見焼では

波佐見焼では
『排泥鋳込み成形(はいでいいこみせいけい)』という
成形技術も使うらしい。
手元にある説明を書き出すと
石膏製の型に泥漿(でいしょう:液状にした坏土(はいど))を
流し込んで形づくる。
急須や土瓶などの袋ものの製作に適している。

ろくろ成形以外のも使われているのですね。

波佐見、有田、三川内には窯元がたくさん集中していて
昔は焼成に使う薪をめぐって血生臭い争いまで起きていたのだとか。
今はガスや電気を使っても焼成できるようになっているので
そこまでしなくてもよくなった。
プラスチックや金属の食器に押されてて
生産量も一番栄えていた時代よりは
落ちているのではないだろうか。

たしか、有田の方では極々薄いカップを開発して
欧州の方に輸出を数年前に始めたのだとか。
結構人気があるらしい。

軽くて薄い容器は、例えるなら
毛織物の時代に綿が入って来た時と
同じ位の衝撃を与えているのかもしれない。

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