2019年2月7日木曜日

カモネギな話とか冬の鍋には葱合うよね的な。

終夜の曲はどうやら実家だった賀茂神社の神職になれなかったことに
ものすごく後ろ髪を引かれていた鴨長明さんの心情を歌った歌らしい。

さっき読んだ漫画には
家にものすごくこだわってる人だったと書かれていたけれども
それはまぁ、しょうがないのかもしれない。
今は全国に賀茂神社系統のところはあるけれども
多分一番偉いところだっただろうからなぁ…。

陰謀論とかでは賀茂神社は大陸由来の後から来た方で
元あった方のお目付役的な位置付けだったらしい。
今の神社の形式を整えたのは
だから多分、賀茂神社側だと想う。
だからカモ(賀茂)がネギ(禰宜)背負ってやって来た
って言うのだとか。

日本の皇室は神道になるのだけれども
神道は神社ですね。
皇室が神道なので、国に関わる祭事も全て神道の形式で行われます。
ってことは、やっぱり神社の跡取りだったはずの鴨長明は
自分は絶対将来神職になるんだと信じて疑わなかったはずなのですが
その引かれていたレールが外されたように感じたのでしょうね。
一体どんな事情があったのかはわかりませんが
未練タラタラなのはまぁ、しかたないのかも…ですね。

知ってる神社の方々の中に禰宜職の方はいらっしゃるのですが
ちょっと線が引かれているように感じた。
いや、個別の話かもしれないし
そういう接し方をする作法があるのかもしれない。
ぶっちゃけ、わからない。
ただ…
ふつーの神社の神主さんがあったかくて
親しみやすいように感じました。
はい、ただの個人の感想です。

話は変わるのですが
神社って新しい概念を一般の人に教える役割を
担っているのだなぁと想うことがいくつもあって
彼らが果たして来た役割は現代日本になる前の礎として
大きいように想う今日この頃。

知らない概念や分からない概念を一般人は扱おうとしないのですが
(知らないし分からないのは怖いからと言う理由で)
それを先駆的に使用して、こういうのだよ、とか
こうこう、こうすればいいんだよ、ということを
実際に示して来たのです。

御手水とかは手を洗うと言う衛生概念を持ち込んだものだし
電気を先駆け的に扱ったのも神社ですし
お餅に青カビがつくのもペニシリンですから、ね。

ちなみに昨日はあんこう鍋でした。
美味しかったです。

0 件のコメント:

コメントを投稿