昨日つらつら考えていたことをメモにまとめてみた。
昔、政権が安定していた中国に対して動乱期の日本は後ろ盾を求めた。
(遣隋使、遣唐使など)
それは権威付けの為だった。
中国が不安定な時代は日本の天皇に後ろ盾を求めるようになった。
(藤原氏や、江戸時代の徳川政権など)
これも権威付けのためだった。
これらの後ろに隠れているのは、不安や自信のなさ、なのでは?
一方変わってヨーロッパではたくさんの国がひしめく中、教会組織が各国の政権と結びつき、大きな力を持っていた、と言われる。
ヨーロッパではたくさんの国がひしめいているので、(まして、日本のように国土の周りを全て囲まれているわけでは無い)常に内憂外患が存在していると言えそうだ。
教会組織は民衆からの信仰(人心や資金)を集めているので、それは各国の王族からすれば、自分たちに欲しいものだったろう、と私は思う。
政権が国教として認定することで教会組織は、その国で活動する大義や後ろ盾を得ることができ、ときには資金援助を得られることもあったろう。
そのまた逆も然り。
繰り返しにはなるけれども、国の財政が疲弊しているときには教会組織からの資金援助を求めたこともあるだろうし、人心を集める(徳の高い)協会組織を後ろ盾に政権を維持しようとする動きもあっただろう、と思う。
問題が2つあって、1つは政治を収めている人の徳(精神年齢)が足りないこと。
2つ目は、物理的に国がたくさんあるために不安定だったこと。
現在は、一応ヨーロッパ連合という緩やかな形での1つの国として機能しているヨーロッパがあり、(なんかもうすぐ崩壊するかもって言われてるけど)アメリカ合衆国という緩やかな形での1つの国として機能しているアメリカがある。
ちょっと形が違うかもしれないけど、ASEANやOPECなども、緩やかな形という意味では、1つの集合体と見ることができそうだ。
それでメモから持ってくるなら、1つの集団に対して必要だと思うものは、
・1つの集団であること。
(競合する相手がいないという意味での安定さの確保)
・徳を備えた指導者であること。
(民衆から信頼を得られる位の精神的な年齢の高い人)
そうすれば、不安や自信のなさというものは払拭されるように思う。
理由は、人心が離れる事はなく、安定的に治めることができるからだ。
そこに不安要素は無い。
いわゆる陰謀論や、世界経済フォーラムなので目指されているのは、ワンワールドというものらしい。
世界を1つのグループとしてまとめる、という概念なのだそうな。
どんな技術や知恵、知識だとしても同じことなのだけれども、使う人の心次第によって、良い方向にもなって悪い方向にもなる。
このワンワールドという試みが、なされたとして… 1番上に据えられる人たちが民衆から信頼を得られる位の徳(精神的年齢)の高い人たちならば、良い仕組みとして作用するように思う。
問題は…その人をどんな形で発掘し、据える理由をつけるか、だろうと思う。
世界経済フォーラムの現状では、どうやら…AIや、クラウドにアップロードされた過去の為政者が想定されているらしいけれども…。
さて、一般人の僕らには、とりあえず見守ることしかできなさそうだけれども…。
何か、介入する手段があるのだろうか…。
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