2019年7月14日日曜日

間引く

5月頃に蒔いた時には芽が出なかったので
ようやく梅雨に入って7月に蒔き直した種から芽が出ていた。
種の説明にあった種蒔きの時期から、ひと月ほど外れてしまった。
オクラだけれども、もしかしたら実るところまでは
いかないのかもしれない。

先日、ブルーベリー摘みに行ってきた。
梅雨に入って雨が続くと、樹が水を吸いすぎて
実割れを起こしてしまうのだそう。
恵みの雨と言うけれど
長雨というのも農家さんにとってはよろしくないもののようだった。
ブルーベリーは沢山の花が咲いて、沢山…
そう、鈴なりに実をつける。
今年は摘花(てきか:花や蕾を摘むこと)を
半分位されたそうだけれども
それでも、こちらとしては目移りするほど多くのベリーが実っていて
楽しませていただきました。
ブルーベリーは、確かバラ科だと思うのだけれども
毛虫が付くのだと言われていました。
それが小さいうちは葉の裏にびっしりついているらしく
葉毎取り去る方法で駆除するのだそう。
揚羽の幼虫は芋虫系統だったと思うので
その毛虫は多分別の蝶か蛾のものではないだろうか。
葉の裏に小さな毛虫がびっしり付いていたのは
多分、卵から孵ってすぐだからだろう。
他の葉に広がらないように、毎日、目を配られているのだそう。
この毛虫、毛に触れただけで負けると言っていらっしゃいました。
長いスパンを考えると
この毛虫自体が毒を産生しているのか
環境から獲得した耐性を備えるようになってから
その毒を自己防衛のために利用し始めたのか
それとも、その棘自体が構造毒となっているのか
など、いろいろ想像できて面白い。
長崎は7月末頃まで梅雨だと人伝に聞いたのだけれども
雨の中でも傘を広げて、ひと時の自然とのふれあいを楽しむのも
日常を離れる1つの手段になるように思う。

「かわいそうだと思ったけれども今年は
 思い切って半分ほど摘花しました。」
を思い出して、私も双葉の芽を、やっぱり
思い切って摘んだ方がいいのだろう。
残すのは、1箇所に1つ…だろうなぁ。

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