2015年5月15日金曜日

アカマンボウは恒温魚らしい

AFPの記事に、気になるものが…。
魚類の中にも恒温のものがいることが分かったそうです。

◆『科学史上初の「恒温魚」、深海の生存競争で優位に 米研究』AFP BB NEWS様
→ http://www.afpbb.com/articles/-/3048643?pid=15835443

恒温というと、鳥とか、哺乳類とかですよね。
人間も、35~37℃位で体温を保っています。

海洋鳥類のペンギンや海洋哺乳類のクジラやイルカ,ラッコとかは、恒温なのです。
イルカやラッコとかは、体温よりも気温よりもなお冷たい海水に触れつつ、
体温を一定の温度に保つために、皮下脂肪を蓄えたり、体毛が発達したり、
あと、カロリー、つまり餌をばっくんばっくん食べます。

マンボウは、餌をとるときは深海に潜るのですが、ひれを動かして
かなりのスピードで潜水することが知られているようです。
餌はクラゲを食べているのだとか。

アカマンボウは、何を食べているのでしょうね。
この画像を見るに、マンボウに比べて攻撃性の高そうな口です。

深海で魚か甲殻類を捕らえているのか、はたまたクラゲを大量摂取しているのか。
クラゲっていうのも、水の割合が多いので、ここからどう効率よく
カロリーを摂取しているのかも気になるところです。
甲殻類とかだとかなり高カロリーなのですが…。

恒温でいることで、変温性の魚類よりも酵素などの反応が速やかになることで消化効率が上がるのは、ありそうな話ですね。
内臓を調べたら案外特殊な酵素が見つかったりするのかもですね。
続報が気になるところです。

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