2019年1月21日月曜日

アレルギーとかの話

in Deepさんの別の記事を読みながら…
アレルギーの起こる仕組みと現在説明されている説明が
なんか違うような気がしてきた。

うーん…花粉症などで説明されるのと
不耐症で説明されるのとでは
多分別の仕組みなんじゃないかなぁと想う。

花粉症などで説明される一般的なアレルギーのモデルは
コップの水に例えられる。
人それぞれに、花粉の許容量があって
花粉が水だとすると、生まれてから暴露する度にコップに水が溜まる。
水がコップから溢れたら
花粉症という形でアレルギー症状を呈するのだとされる。

免疫で眺めるなら
免疫システムがその花粉を非自己だと認識するということ。
その抗原(花粉)が自己か非自己かを認識する鍵を
免疫システムで鍵を覚える役割のが覚えたから
判別する(できる)ようになったということ。

これって…
花粉が非自己と判別出来なかった頃というのは
花粉が体内に侵入していても特に排除されていなかった
ってことだよね。
判別できるようになってからは
むしろ積極的に排除しだしたから
花粉症の症状が辛いのかもしれないけれど…。

杉花粉が多いとされているのですが
日本の山は杉林が多い。
北海道は白樺。
沖縄には杉林の印象は無かったなぁ…。
第二次大戦後に植林ブーム(?)があったらしい。
ブームと言っていいのだろうか。
国を挙げての瀬策だとは想うけれど…。

建材用に杉を植えたんだったよね、確か。
成長が早くて、枝打ちを
ちゃんとすればまっすぐな商品価値の高い木材が採れるから。
杉がいいというから皆こぞって杉を植えた…のかなぁ。
まさか花粉症になるとは
想いもよらなかったのだろうなぁ…。
でも…杉花粉は国民病扱いだけど
ある意味公害だよね、と想う。

欲に走って偏って、都合が悪くなったら国民病
ということにしてしまった感がある。
だって、やったのは1企業じゃないもの。
だけど、
損害賠償とか誰かが言い出したら皆、私も俺も、となるのだろう。
だから、まずもって支払えない金額になりそうだ。

緑化運動みたいな感じで
募金を集めたり、一般人も参加型で苗木を植えたりしてますよね。
今は杉ばかり、というわけではないのだろうけれど…
それでも、ブロッコリー状のいい山は、ホント減りましたね。

〜〜〜
花粉症の薬の1つは
先回りしてレセプター(受容体)に結合することで
症状を起こさないようにする効果がある。
体にとっては、あまりいいことのようには想えない。
異物があるから排除するために防衛機構が働いている。
それが、症状だからだ。

咳が出るのは、喉や肺に異物があるのを
外へ排出しようとしているためだし
涙や鼻水も、目や鼻にある刺激物を排出しようとするためだ。

今の日本で花粉を完璧にシャットダウンするのは至難だと想うし
それでも、家の外に出なければならないものだから
じゃぁ、症状が出ないようにしちゃえばいいじゃんという
考え方が出てくるのはわかるけれども…
体に入ってきた異物は防御反応で外に出されることなく
免疫系がその分多く働くようになりました?

興味深い話があって
免疫が低い人はアレルギー症状が出ないのです。
(不耐症じゃないメカニズムのアレルギーの場合)
多分、体の恒常性を維持するのが精一杯で
異物の排除をするだけの数が足りないのだと想う。

それ考えると…
異物を物理的に排除しようとしている
免疫系に余裕がある正常な人に
花粉症という名前で病気だということにして
症状を軽くするという名目で
物理的な異物排除能力を奪って
免疫系への更なる負担を与える…って
悪循環というか、害悪のように想う。

でも、ちゃんと症状は軽くなるので
現代の社会生活を営む上では負担が少ない。
『お鼻ズヒズヒしてる人より断然印象がいい、とされる』
              ↑ これが…
これが気持ち悪いと感じるのよね…、私的には。

他人からの印象や評価のために
どうして自分を犠牲にするのかが分からない。
自分の体が1番大切だと私は想うのだけれども。

私も薬は使う。
本当は飲みたくなんかない。
飲む必要も感じないのだけれども…。

ただ、その場にいる人が心配するんだよね。
コーラスの練習で咳をしたら、あまりよろしくないらしい。
邪魔になるのだろうか。
とりあえず心配させてしまうから薬を使ってる。
飲まなくてもいいのになぁって想うんだけど
やっぱり仕方がないのだろうか。

私の場合は、抗原と気温と湿度が
咳き込みのトリガーだと分かっている。
だから、乾燥する冬の冷える夜はダメだよね。
マスクすればある程度加湿できるので便利なんだけど
マスクしながらは…まぁ、物理的には歌えるけれども
相手に失礼、だとか
浮いている、だとか
声が聞こえにくくなる、というのがあるので
やっぱりマスクは外さなくちゃいけないようだ。
キャンディは流石に舐めながらは歌えない。(笑)

〜〜〜
あーもう、本題からずれまくり。

不耐症は乳糖とかグルテンとかのがある。
これは、摂取しても処理できる酵素がないから
下痢みたいな形とかで体外に排出しようとするのだと
私はアバウトな形で理解している。

あっちの記事のは、たぶんおおまかには
乳糖不耐症の人に乳糖を分解できる酵素を作り出す
細菌を含んだ細菌叢(さいきんそう:細菌群)を
腸に、えいって入れちゃえば
乳糖不耐症は治るんじゃね?
っていうことだと想う。

考え方としては、分からんでもない。

ちょっと別の見方があって
アレルギーは遺伝するっていう風にも言われてる。
DNAから読み取って酵素を合成するんだけど
そのコードが欠損してるか
もしくは、母体由来の細菌叢に
その酵素を作り出す細菌が含まれていない場合の
2パターンあるのだと想う。

日本人は乳糖不耐症の人の割合は多いと聞く。
江戸時代とかの頃から牛乳というものを
日本人が習慣的に飲んでいなかったから
という風に言われている。
牛乳文化のところの人々には
乳糖不耐症の人の割合は少ない。
ずっと飲んでいたから?

ってことは、少量でも飲み続ければ乳糖不耐症は治るかも?
ここで現代の罠がある。
市販の牛乳は殺菌してあります。 ・×・
牛の無殺菌の生乳を飲まないなら
いくら飲んでも可能性はほぼ0という…。

ナチュラルチーズとかは、どうなのだろう。
殺菌した牛乳を使うのだろうか…?
とりあえずチーズになっている時点では
牛乳の乳糖はカビに分解されているので
乳糖不耐症の方が食べても問題ないらしい。
ミルク感の強い、若いチーズは、多分ダメだけど…。

ん…カビ?

0 件のコメント:

コメントを投稿