肥溜の話があった。
祖父は昔、畑を借りていて肥溜を端に作って溜めていた。
いつもは蓋をして、使う時に開けて汲み上げて畑に撒いていた。
後で何かで聞いた話だと、何ヶ月か発酵させるものなのだとか。
主人の話では、常温に戻すと植物が枯れずに利用できるらしい。
なので生のし尿(常温)でも良いのかも知れない。
人糞堆肥は、寄生虫が循環してしまうことが問題視されている。
だから腐葉土(消毒済み)や化学肥料や農薬を使うのだと思う。
実家は簡易水洗で汲み取りしてもらっていたので、溜めるタンクみたいなのが地下にあって、祖父は蓋を開けて蓋付きバケツに汲み上げて棒の両端に結び付けて、担げて畑まで運んでいた。
子どもの頃はよく分かっていなくて、トイレットペーパーを普通に使っていたけれども、今考えると祖父は嫌がったかも知れない。
トイレットペーパーよりも粗くて、流さずに汚物入れに廃棄するタイプの紙製品も備えてあったにも関わらず単価が高いトイレットペーパーを使っていたし、その粗い紙製品もあまり気にせずに流していた覚えがある…。
家族だったけど、お互いに言葉が足りなかったのかも知れない。
多分1回は教えてもらっているはずだけれども、子どもだったからなぁ…(遠い目)。
農道では、時々(時期があるのかな?)有機堆肥を撒いて匂いが強い時とか所があったりする。
慌てて窓を閉めるのだけれども。
牛糞(ギュウフン)とは匂いが少し違うので豚糞(トンプン)かなぁ…。
鶏糞(ケイフン)というのもあるらしい。
日本の農水省では将来的に品種改良(遺伝子組み換え)+有機農業にする計画らしく、大分前から計画自体が出来ていたそうなので、そうなる予定らしい。
個人的に品種改良と遺伝子組み換えとの違いが説明されたけど分からなかった。
紫外線や放射線などを当ててランダムに任せるのか、意図的に遺伝子を切り貼りするのか、という違いだという説明だったと思うけど…自然に任せるのか(放射線を人工的に当てることを自然にというのかは怪しいけれども)、人の手を直接加えるのか…という手法の違いだけで、遺伝子をどうにかするということには変わりはないと思う。
気にしない人は気にしないのだろうし、気にする人はどっちの立場でも気にするものなのだろうと思う。
何年か前なのかな、中国ではスペースシャトルに種を乗せて変異させて品種改良したという話がどこかで出ていたなぁ。
陰謀辺りかなぁ。
スペース…空白ねぇ…。(謎)
追記
知り合いのご実家の敷地内に小川が流れていたのだけれども、建物の脇を流れていたみたいで、(見た時は廃屋だったのだけれども)家の中に沢蟹がうようよ転がっていたり、小川に近い部屋の畳や床が(恐らく湿気で)腐ってボロボロになってて、大変そうだった。
なぁ…。(遠い目)
0 件のコメント:
コメントを投稿