2019年9月18日水曜日

プラシーボ

お出掛けおでかけ。

昨日は浜屋に行ってきた。
催事場に行く途中にランドセルを眺めて
ト音記号が装飾されているのを見かけた時には
へぇ、と思った。

催事場ではダイヤモンドをあしらった高級な宝飾品が
陳列されているところだった。
多くの人がそれが貴重だと信じていて
それにそれだけの価値があると信じているから
その値段がつけられていても売れるのだそうだ。
そう言う意味では金や紙幣、宗教とも同じ類のものなのだろう。

売る側は、あれやこれやと理由をつける。
シンプルに書くなら
自分にとって価値があると思えるもののみに
価値を見いだす事ができるものなのに
気付かずに踊らされている人が多過ぎるように思う。

婚約してもらった時に買って頂いたものは
4弁の小さな花のサファイアのネックレス。
たまに見ると綺麗だけれど
とても身につける気にはなれない。
金属のチェーンは髪を巻き込んで痛い。
それに、どうも軽度の金属アレルギーがあるみたいで
掻きむしってしまう。
本当は要らなかった。
それでも形だけでもという求めに応じて選んだ品だった。

結婚指輪はプラチナの指輪。
もう、10年以上嵌めていない。
結婚してから指輪のサイズも1つ上がったので
サイズを大きくし直してもらったのだけれども
結局嵌めなくなってしまった。
薬指には、丁度2系統の神経が通っているのだそうだ。
人間の体の組織は、切る・噛む・砕く に特化した
ごく1部の部位を除けば、金属よりは柔らかいものだ。
硬いもので締め付けられる事が好きではないのだと思う。
AUという材質を選ばなかった理由は
長年嵌めていた人の指を見た事があって
指輪は摩擦で薄くなって縁が尖っていたから。
それと、特にその素材に魅力を感じなかったからだ。

主人も、もう数年、指輪を嵌めていない。
家には可愛い器に一緒に入れてある。
届けを出せば形式上は結婚できるというのが日本の制度だけれども
それでは目に見えないので不安という求めに応じて
結婚指輪という商品が作られたのだろうと思う。
人の心は目に見えなくて、それでも結婚をしたんだという
地球での実感を得るためのプラシーボ…。
指輪を嵌めていなくても私たち夫婦は夫婦たり得るし
事実、喧嘩をした事がないくらいには仲良しさんだ。

しばらく前にCOBRAで
あちらの住人になる方法の動画が公開されていた。
それで…
少なくとも離脱文明の人たちは結婚指輪を嵌めていないように感じた。
ただ、現文明からあちらへ移住する人の心理に
配慮して頂いているのは伺えました。
それで、ちょっと結婚指輪のことで思い出したんですね。

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