2019年1月16日水曜日

結婚式という儀式 → お下がり → 妹 → 3次元の地球に残るボランティア・ライトワーカーの役割

結婚式を、以前したことがある。
私は女性なので花嫁ということになるのだが
あれは…何か意味がある儀式だったのだろうかと今でも想う。

花嫁は…少なくとも私の場合は
美味しい料理を食べることがほとんどできなかった。
目の前には並んでいるのですが
忙しくて…食べる時間は無かったですね。

あの日、主役である私たちのために
スピーチをして下さったり
出し物をして下さったりする方々の好意を
無下にするわけにはいかないのですよね。
そしてキャンドルサービスにお色直し…。

お色直しは、綺麗なメロン色のドレスを選んだはずだった。
あとで写真に写っていたドレスの色は
青色になっていた。
綺麗なブルーでしたよ。
会場のライトが黄色だったのでしょうね。
分かっているなら、先に教えてほしかった。
すごく残念だった。

ウェディングケーキも
ケーキカットするところだけが本物のケーキなのだと聞いた。
私は当時、生クリームが食べられなかったから
まだよかったのだけれども
子供の頃に抱いた
あんな大きなケーキを、どうやって食べるのだろうと
ワクワクしていた期待を裏切られた想いはあった。

和装は、成人式にも着た、お下がりだった。
高い品、それはもう絞り染とかふんだんに使ってあって
成人式にも周りはレンタル衣装の人ばかりで
色も質もデザインのセンスは格段に落ちるけれども
その中でも好きな柄を選べるというのは
いいなぁ…と羨ましく想った。

長女なのにお下がり、というのは
私にとっては堪えた経験になったものらしい。
お下がりというのは、亡くなった妹にも
多大なトラウマを植え付けたに違いない。
子供用の服というのは
想った以上の出費だ。
しかも、それが
一生に一度だけとされているハレの日なら、尚更だ。

私は、妹に毛嫌いされていた。
私の中では、ごく普通に接していたつもりなのに
嫌われた理由が今ではよくわかる。
妹は普段着も、私のお下がりだったからだ。

家庭の経済の事情は逼迫していた。
だけれども、それを理由に子供の自由を制限するのは
本当に親の権利だろうか?

私と妹は別の人間なのだから
センスや感受性も違う。
これは、当たり前のことだ。

私は当時、全くと言っていいほど服に興味が無かった。
だから、親から与えられる服を着ていた。
もちろん、それだって従姉妹からのお下がりのものもあった。
祖父母から(一番成長度の高い長女の)私のためにと
贈られたものもあったはずだ。
でも、妹は?

後で分かったことだが
妹は私よりも格段に強い個性を持っていた。
その原因は、
全く自主性の無かった私への執着ともいうべき反発心と
次女だからという理論で当然のようにそれを押し付けてきた
環境への反発心から、だと想う。
義務教育を終えてから妹は
次第に外の世界に刺激を求めて行った。
私からは、素行の悪い、奔放な妹に想えた。
妹から見れば
姉は、どんなにか不気味な生き物に見えていたのだろうか。

妹は名古屋で亡くなった。
福岡では物足らず、当時一番お金が稼げる都市。
それが名古屋だったのだろう。

あの様子からすると、妹も十中八九スターシードだったのだろう。
覚醒が早すぎたのか、計画の進行が遅すぎたのか…。
私は…あんな速いスピードでは、飛べない。
亡くなって10年も経ってから
今頃それに気付かされるくらいだ。
本当のスターシードの生き様はこうだよ、と
身を以て示して逝ってしまった。

物事は中性で
受け取る側のフィルターでガラリと変わるというのを
身につまされる。
捉え方を自由に変えられるのだから
せめていい方に捉えようではないか。
つまり…
妹は私に道を示してくれて
ハレの日と日常からある現実世界の不条理を
気付きも思い切りも足らない不出来な姉に
時間差で訪れる今のアセンションのタイミングに
ベストタイミングで教えてくれるのが彼女の使命だったのだと。
そして、今日このことに自分が気付くことは
私が生まれる前から自分で計画し
先に用意しておいたプレゼントで
長いこのアセンションの道のりで
途中でスタミナ切れにならないように
自分用にスペシャルブレンドした
私専用のエナジードリンクなのだと。

自分でも想うのですが
私のアセンションのスピードはどれほど遅いのだろうか、と。
ワンネスから分かれた魂の中で
1、2を争う遅さに違いないと想う。

自分のやりたいことはまだ半分もできていないし
表出させているのは多分1割にも満たない。
現実世界で決められている規則の範囲内で
現実世界の住人たちを安心させるために合わせることも多いのだが
それでも反発と圧迫感はすごいものがある。
妹はこれを、私より若い段階で、しかも10年以上前に
それをやってのけていた。
私より格段に違うロケットのようなスピードで。
妹に比べれば、私は…亀か蝸牛か。
きっと宇宙から
あぁ、またこいつは、情けない、おっせーんだよ、しっかりしろ
このっ、意気地なしっ
と、地団駄を踏んでやきもきさせているに違いない。

私でさえ、現実世界の反発にすごく…
すごく逃げたくなるのに。
妹が受けた反発は、想像を絶するほどだったのだろう。
心が壊れるはずだ。
心が壊れなければ、あんな死に方なんかするはずがない。

父もスターシードだった。
自衛隊に所属していた時期があったから
覚醒も早かったのではないだろうか。
荒れて…必死で自分を探して生きた。
なりふり構わなかった。
現実の世界はまだ、頑として動かなかった。
心が壊れたはずだ。
心が壊れなければ、あんな死に方なんかするはずはないのだから。

私は…臆病だ。
それに、この現実世界に、情が移りすぎたのかもしれない。
こんな矛盾だらけの狂った世界を
それでも美しいと想えて
それでも愛おしいと想えてしまって
切り捨てることができないのだから。

シープルは卵たちよ。
シープルは悪くない。
化学物質や生物兵器で
自分の存在すら分からないほど呆けさせられて
前後不覚のまま
上の都合で押し付けられた
規則という名の鳥籠の中で満足しているだけなのよ。
マナー・モラル・ルールという
まもるくんが自分たちを守るんだと
卵たちは、信じてる…。

もう、鳥籠の窓は開いているのだけれど
孵っていない卵は、雛にはなれずに
生まれずに死んでゆく。
窓が開いているからもう自由に外に出ていいんだよと呼びかけても
死んだ卵は動かない。
居並ぶ卵は近くにある卵のどれかが割れないと日和見する。
もう、割っていいのかな?
そんな感じがする。
きっかけがあれば、一斉に孵化するはずだ。
珊瑚の産卵のように。

卵はスターシードだ。
きっかけは、ライトワーカーが撒いている。
水も、愛も、与えている。
卵の例えがいい人には
愛も、温度も、与えている。

惜しみなく愛を注ぐ、それが母であり、光だからだ。

私たちが目指す世界は
互いが互いのために与え、慈しみ、それぞれの個性を尊重し
心豊かに生きる世界。
ワンネスの解釈は、これであっていると想う。

雛が孵ったら、巣立つまで育てるのが私の役割、ですよね。
例え雛が死んでしまっても
その雛は死というモノを体験したかったのだから
その個性を尊重する。
悲しくても、仕方がない。

母は、鳥籠から出ることは選択しない。
鳥籠が取り外されて、生きた卵が全て孵って飛び立つまでは。
それが多分
3次元の地球に残るボランティア・ライトワーカーの役割なのだろう。

私はいつか、卵を産むことができるだろうか…。

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